私たちが日々飲んでいるお茶、
茶の木はツバキ科ツバキ属であることをご存知でしょうか。
室町時代には、禅僧の茶道の影響を受け、
椿の花は、「茶花の女王」と認められ、茶道において、重要な位置を占めるようになりました。
伏見の時代には、豊臣秀吉が茶の湯に椿を好んで用いたとも言われています。
河上の つらつら椿 つらつらに
見れども飽かず 巨勢の春野は
春 日 老
-
- 中国での椿 〜漢方薬、食品として〜
- 椿の花は、古来より生薬として用いられてきました。
中国の清の時代に営まれた「本草綱目拾遺」、また、これらの改定版ともいえる「中薬大辞典」においては、”出血、炎症の治療には、椿を煎じて飲用すると良い” などのように、多くの生薬文献に処方が紹介されており、民間療法として用いられてきました。また、飲料として、茶葉を原料とする緑茶、紅茶は世界中で飲用されていますが、椿の葉も昔から椿茶として、好んで飲まれていました。
-
- ヨーロッパでの椿 〜美の象徴として〜
- 薮椿(やぶつばき)は日本原産の花であり、学名を「Camellia Japonica」と言います。一説には、17世紀ごろ、ゲオルク・ヨーゼフ・カメルという、宣教師であり植物学者である方がヨーロッパに紹介したとされています。この人の名をとって、カメリア(Camellia)と名付けられたのだそうです。
ヨーロッパでは「日本のバラ(Japan Rose)」と呼ばれ、”花木の貴族”と称えられた椿の花。19世紀フランスのオペラ「椿姫」の大流行でもわかるように、紅白の椿のコサージュや花束は、夜会のアクセサリーとして もてはやされ、パリジェンヌの胸をときめかせたということです。
サニーヘルツの製品「ツバキ花エキス末」は、
長崎県五島列島の椿花を使用しています。
五島には藪椿の群生林が多くあり、自治体はそれらの保護に努めています。
また、隠れキリシタンの里でもあり、
優しさを感じ取れる穏やかな良い町です。
-
- ツバキ花エキス末(食品用)
- 【主な作用】
・抗酸化活性
・胃粘膜保護
・エタノール吸収抑制
・中性脂肪抑制活性
-
- ツバキ花エキス末BG(化粧品用)
- ・抗酸化作用
・抗老化作用
・育毛作用